ついにTokyo Demo Fest 本番編です。
1日目 (2018/12/01 土)
本番の日がきました。
運営は朝9:00より昨日の続きで設営をします。(3331が9:00オープン)
今日は昨日の夜できなかったところを全部やります。
今年は例年と違って、午後13:00にゲートオープンなのでちょっと時間に余裕があると思ってました。
僕が一番最初に取り掛かったのは音響です。
昨日の夜結局音を鳴らすところまで行かなかったので今日急いでやります。
会場の3331は音量制限がある会場なので、音量制限の中で収まる最大の音圧と、会場がすごく響くので反響とかの調整もしていきます。
その間にケーブルの養生、椅子の展開映像ケーブルの配線など残された作業を並行して行います。
そしてギリギリまで設営をし、10分遅れの13:10頃にゲートオープンしました。
これで一安心かと思いきや、ゆっくりしてる時間はありません、まだオープニングセレモニーで使用するスライドショーが全然できていません!! (YABAI!)
他のタスクを他の人に任せて、急いでオープニングセレモニーの準備をします。
今年からTokyo Demo FestのMCとして行動することになったのでやることは増えた感じです。
オープニングに間に合うようにどんどん書いては、Falken氏(@_Falken)に英語の文法チェックをしてもらい、直して、さらに書いていきます。
13:30のちょっと前くらいに完成しました。11ページの短めなオープニングです。
実際には10分ほどディレイしていたので13:40くらいにスタートしました。
特に問題なく進行し、出だしとしては順調だったと思います。
オープニングセレモニーが無事終了したら、すぐにセミナーのアナウンスをします。(日本語/英語)
と、ここでトランシーバー越しに連絡が。。
Kioku : 「セミナー会場の準備何もできてない。」
FL1NE : 「YABAI!」
そうでした。
急いでセミナー会場のプロジェクターや音響設備を設置/セッティングしていきます。
幸い、セミナー会場はメイン会場と違ってシンプルな作りなので10分以内くらいでセッティングできました。
セミナーなどの映像は記録しておく必要があるので、ビデオカメラを設置し、セミナーをスタートさせます。
これでやっと僕の作業がひと段落つきました。
16:00開始のシェーダーライブコーディングバトルまで、僕も普通の人と同じように楽しみます。
僕が行なっているデモパーティの楽しみ方は、セミナーやコンポもそうなんですが、なかなかリアルで会うことのできない人や初めて会う人、そして外国から日本に来てくれたデモシーナーたちとたくさん話すようにしてます。
The real party is outside.
海外のデモパーティではこんな言葉があります。
「本当のパーティは外で行われてる」
海外のパーティでは会場の中ではなく外でキャンプファイヤとかビールを楽しみつつ人と話す、というパーティの楽しみ方から生まれた言葉です。
僕は結構この楽しみ方が気に入ってます。
そうこうしていると、もう16:00前に。
ビームチームに戻り、シェーダバトル実況の準備をします。
シェーダーバトルスタートです。
参加者は FMS_Cat氏(@FMS_Cat), Gyabo氏(@Gyabo), notargs氏(@notargs), がむ氏(@gam0022)の4名です。
解説のdoxas氏(@h_doxas)と特別ゲストとしてamagi氏(@amagitakayosi)と実況で自分(@FL1NE)の3名で進行させていきました。
このシェーダーバトル事前にリハーサルを行なっていて、お題の「東京」をすでに伝えていた上、事前仕込みありというかなりゆるゆるな条件を出していたにも関わらず、この4人、誰一人として事前準備一切なしのぶっつけ本番で来ました。
すごい勢いでどんどん絵が作られていくおかげで、実況に苦労しなかったです。
最終的に拍手の大きさで優劣をつけ、めでたく優勝を勝ち取ったのはがむ氏でした。
さて休んでる暇はありません、連続するようにTDFのメインイベントであるコンポが始まろうとしています。
トランシーバーでオーガナイザー全体に呼びかけます。
「オーガナイザー各位。オーガナイザー各位。これからコンポが始まります。これからコンポが始まります。よろしくお願いします。」
コンポ開始の宣言(?)を無事終えるとすぐにコンポがスタートしました。
まずGraphics Compo
今回も非常にハイレベルなグラフィック作品が出てきました。
中でも印象的だったのが、GAI氏(@kamibukuro18)の作品。
終わってから見せてもらいましたが、全部手書きで書いているとのこと。
すごすぎる…
続いてMusic Compo
僕やJugem_T氏(@Jugem_T)がどっちも忙しくて作品作れず、その上ほかのMusic Compo常連も作品を作れなかった結果集まった作品数は4…
はい、ごめんなさい。
来年のFL1NEの活躍にご期待ください。
(出てきた作品はどれもハイレベルで素晴らしかったです)
ここで一旦投票/休憩時間となりました。
次のコンポの準備をします。
Wild Compoが始まりました。
Wild Compoは他の分野に合致しなかったものが出てくる部門です。
今年は256byteのデモや自作ハードウェア、さらにはファミコン(!)で動くデモまであり、非常にハイレベルなコンポとなっていました。
素晴らしい!
これにて初日のコンポは終了となりました。
Wild Compo終了後オタクボーイ(OTAKU BOI)のライブパフォーマンスが始まりました。
このパフォーマンスについては11月の中旬にFayさんという方からTDFでオタクボーイのパフォーマンスをやらせて欲しいと連絡があり、もちろんOKの回答をして実現しました。
みなさん楽しんでいただけたようで嬉しく思います。
そして1日目最後のイベントのライブショーが行われ、Tokyo Demo Fest1日目が無事終了となりました。
DJ/VJイベント終了後は一部のメンバーでご飯を食べに行き、その後僕はホテルに戻ると思いきや!?
なぜか秋葉原のゲームセンター Hey にいくことになり行ってみたら、TDF2016で圧倒的な4k intro, 2nd stage bossを作成したよっしんさん(@yosshin4004)と有限会社M2の代表取締役である堀井さんにお会いしました。
なんという偶然…
その後ホテルに戻りすぐ寝て1日目が終了しました。
Freax: The Brief History of the Computer Demoscene (English Edition)
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