デモシーンのポータルサイトであるpouetならびにRevisionの公式サイトによると、世界的に流行しているコロナウィルス(Covid-19)の影響によって2020年4月10日から2020年4月13日に開催予定であった世界最大のデモパーティ、「Revision 2020」が中止となるようです。
とても重要な要点や代替案の情報などをまとめたのでぜひ全部読んでください。
各要点
キャンセルに至った経緯
公式アナウンスの要点をまとめると…
- ドイツの自治体が1000人以上の集まるイベントの開催を制限している、Revisionは1000人以上が集まるのでこれに引っかかってしまう。
- デモパーティは人との交流が盛んなイベントかつ空調などが整っていない密閉された会場のため感染のリスクが高まることが否定できない。
- このキャンセルは軽い気持ちで行ったわけではなく、運営としても心が痛んでいる。
- 他のデモパーティとバッティングしない日とかに開催はあまりしたくないし、リスクとか今後のことを踏まえるとキャンセル以外の選択肢がなかった。
じゃ今年は完全に開催されないのか?
オフラインイベントとしてのRevisionは今年の開催がありませんが、代替案としてライブストリーミングによるイベントが予定されているとのことです。
ライブストリーミングイベントはできる限り通常のイベントと同じような内容(コンポ、セミナー、ライブアクトやその他のイベント)が行えるように努力しているとのことです。
ライブストリーミングは予定されていた会期である2020年4月10日から2020年4月13日に行われる予定とのこと。
詳細情報は随時公式サイトから迅速にお届けするらしいです。
チケットはどうなるの?
予約購入されたチケットは全て払い戻しとなるそうです。
(現時点で日本からの参加登録者は3名でした。[bagnz0rさん、Falken / BRSさん、Zavie / Ctrl-Alt-Testさん])
今後は、すでに販売されていたチケットとは別にライブストリーミングイベントに参加するためのチケットが販売開始されるそうです。
配信を視聴するのにチケットは必要ありませんが、コンポへのリモートエントリーや投票などを行いたい場合に必要となります。
(Tシャツが付属するチケットを購入された場合、イベント会期後に自宅へ郵送されます)
オフラインでのイベントが中止となったことでスポンサーからの支援が受けられなくなり、想定されていたRevisionの開催費用などは今回参加者の支援に頼らざるを得ない状況となっています。
これには特別な何かリターンがあるわけではありませんがどうかご協力をお願いいたします。
(チケット以外の支援方法などは後日発表される予定です)
FRONTL1NE運営からも皆様のRevisionへの支援をよろしくお願いします。
純粋なデモパーティで世界最大のRevisionがこんなことでなくなって欲しくない。。。
リモートエントリー、作品の投稿について
リモートエントリーなど、作品の投稿はパーティ会場同様のPartymeisterシステムをインターネット上からアクセスできるようにするとのことです。 (要チケット)
この他にも運営とコミュニケーションを取るための手法なども検討中とのことです。
また入賞した場合、トロフィーはイベント後に郵送されます。
飛行機や宿泊施設のキャンセルについて
割愛します。
Revisionに何か手助けを考えている場合
hotline-2020@revision-party.net に連絡をしてください。(英語)
複数人で集まってライブを見ようと考えているのであれば、イベント開催中同時中継などができるようにしたいとのことです。
(なんか国内でイベントやるか…?)
また、集まって視聴会などをやる場合は感染には十分留意してください。
まとめなど
“The show must go on”の精神で20年近く開催されてきたBreakpoint & Revisionですが、今年が初めての不開催となり運営もひどくショックを受けているようです。
ただ、今後のライブストリーミングイベント開催に向けて努力しているとのことでした。
FRONTL1NEとしてもRevisionの不開催はすごくショックを受けています。
早くこのコロナウィルス騒動が治ることを祈っています。。。
Freax: The Brief History of the Computer Demoscene (English Edition)
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