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フラインです、たまにフラインハウス2の設計手順について聞かれることがあるので、前回の記事の部屋を作るにあたって考慮した点などを解説します。

クリエイター・エンジニアの方が引っ越しなどで部屋を借りる際は参考にしてみてください。

 

前記事

フラインハウス2のご紹介

 

 

1. 事前準備

一番最初にやるべきことは何を置くのか、何をメインとするのか決めることです。

これは部屋を決める前に決めておいたほうがいいです。

自分にとって設置が必須なものは以下のものたちでした。

 

 

  • 作業環境 (PC環境, 作曲環境などを統合)

    • 27インチでデュアルディスプレイ (w/モニターアーム)
    • 横幅120cm以上の机
    • 8インチクラスのモニタースピーカー (w/スピーカースタンド)
    • デスクトップPCが足元に2台置けるスペース

 

 

  • 本棚

    • 多数の書籍が収納できる必要あり
    • 地震対策必須
    • 本の他にも食器や日用品のストッカーとして使う

 

 

  • 人を呼んで遊べるスペース

    • 3人以上が座れるソファかソファベッド
    • 大きなディスプレイ(40インチ以上)をソファの反対側に設置
    • ホームシアター 5.1ch
    • 間接照明などの設置

 

 

 

2. 部屋決め

  1. であげた項目を頭に入れ、このタイミングでは
  • モニタースピーカー = 音を出す
    • 鉄筋コンクリートの物件であることが必須
  • PCを多数設置する
    • ブレーカーが大きめな必要あり (変更できるか確認)
  • 本をたくさん置く
    • 本棚の高さ -> 天井の高さは大丈夫か
  • ソファの反対側にディスプレイ設置
    • 部屋の幅は大丈夫か

など連想して考えられる点を考慮します。

 

また、他にも

  • 都心へのアクセス性 (メイン)
  • 冷蔵庫や洗濯機、電子レンジの設置スペース
  • 荷物の収納力
  • 車両 (車、バイク、自転車)の置き場所

などは必ず考慮し、最後にどれくらいの部屋サイズが必要なのか考えたほうがいいです。

(フラインハウス2の部屋サイズは8帖です)

ちなみに今回はバストイレ別かどうかとかは考えてません。そこは個人の自由だと思います。

 

 

 

3. 部屋採寸&決定

それらが決まったら、条件に合うような物件をネットで探し、実際に見にいきましょう。

必須となる持ち物は

  • メモ帳
  • ペン
  • 定規
  • 写真が撮影できるカメラorスマホ
  • 5m以上のメジャー (超必須)

です。

 

現地では部屋をみつつ、メモ帳で部屋の間取り図と寸法を記録していきましょう。 (縦幅、横幅、高さなどをcm単位で保存するのがいいです)

また写真も余すことなく撮りまくるべきです。

 

また、以下のことは必ず確認しましょう

  • キッチンのサイズ (まな板置ける?、何口コンロ?)およびタイプ(ガス/IH)
  • 洗濯機などの設置場所 (外はねえな by @gyabo & @kioku_systemk)
  • 壁の厚さ (超重要!!) [壁を叩いて軽い音がするのはNG!!]
  • 周辺環境 (周りのうるささ)
  • ガスはプロパンか、都市ガスか
  • ゴミ捨て場のチェック (重要!) [これで周辺の治安がわかる]
  • コンセントの場所&口数&形

 

これらをしっかり吟味し、複数の物件をみてすぐに殴り書きでいいので簡単なレイアウトをメモ帳に書いてみましょう。(書き方は次章で説明します。)

それらを元にいけると感じたら物件を契約します。

この工程は数日掛けたほうがいいかもしれないです。
(場合によっては数週間)

 

 

 

4. 設計手法

4-1. 殴り書きステージ

殴り書きの初期構想図

3.で言っていた簡単なレイアウト図です。

フラインハウス2の初期構想はここから始まりました。

この初期構想図を書く上でいくつかテクニックがあります。

  • 実寸の1/10や1/25などのスケールで書く
  • ベッドの場合は1m x 2mくらいのサイズと言ったように大体のサイズで家具を書く
  • 細かいところまで書きすぎない (時間の無駄)

 

またデザインのテクニックとしては

  • 通路幅は最低60cmはとったほうがいいです。(80cm以上を推奨)
  • 高さ方向に物を設置することを考える
  • そんな広い部屋でないのなら、途中に視界を遮るものを置くべきじゃない (本だな?って書いてあるところに天井まである本棚おいたりはBAD IDEA)
  • 拡張性も最低限残しておく (後から棚を追加したりとか)

などですかね

4-2. 厳密な寸法を手に入れる

メモなどを参考に書く

内見のタイミングで書いたメモなどを参考に厳密な寸法を手に入れます。

これがこの次のステージで超大切になります。

 

4-3. 最終設計ステージ

最終ステージ1

この段階では実際の施工を考えて部屋を考えていきます。

今ある家具、導入する家具などの厳密な寸法を入手してPhotoshopなどの画像処理ソフトを使用してレイアウトを完全なものにしていきます。

この時は

  • 1ピクセル = 1cmなどのスケール
  • 最低通路幅サイズの正方形のレイヤー (このときは80cmでみてた)
  • 可動範囲がわかるように

などのテクニックを考慮したほうがいいです。

 

また、家具を選択する際には色を統一するべきです。

フラインハウス2は基本黒ベースです。

 

この最終ステージ1の場合、この後出てくる最終ステージ2や実際の写真とは逆の位置に机が確認できますね。

ただ、勘がいい人はお分かりかと思いますが、これが没アイデアになったのは最低通路幅が机とソファベッドの間で取れていないことと、クローゼット(CL)の扉が開いた状態とその付近のものの奥行きなどを考慮していなかったからです。

しかし、この案にもいい点があります。

モニタースピーカーがソファベッドの付近にないことです。

流石に20kg近くある8インチスピーカーを寝る場所の近くに置きたくなかったという考えがありました。(地震怖い!)

現状では、ソファベッド側にスピーカースタンドが倒れないように工夫することで解決してます。

 

電源のタップは最初に設置する

続いて電源系統を確保します。

機材のW(ワット数)などを吟味してタップの設置位置を考えましょう。

ケーブルの長さも考慮します。

 

自分が部屋作りするときは以下のタップを必ず使用してます。

超オススメなので皆さんもぜひ (僕は壁コンからタップ伸ばすときはこれらしか使わない)

 

最終ステージ2 (現状とほぼ同等

最終的に最小通路幅などの不都合点を可能な限り全て無くしたものがこちらです。(最小通路幅60cm)

これを元に現在のフラインハウス2ができています。

 

 

 

5. 終わりに

いかがでしたでしょうか。

結構単純に見えますが、意外とここに到るまでは長かった気がしてます。

少しでも不満に感じたり、こうしてみたい!っていうことをどんどん行うことで部屋のデザインをするセンスは身についていくはずです。

ぜひ皆さんもこの記事を参考に部屋を作ってみてはどうでしょう?

 

コメントで「ここがクソ!」だとかのダメ出しや、「ここどうなってるの?」とかあれば残していってくれると嬉しいです。

 

ではでは