RTXNETのサーバーをIPv6に対応させた話
ちょっと前に気がついたのですが、
そういえば、RTXNET IPv6対応していない!!!
対応しましょう。
今すぐ。
現在の構成
OS : CentOS 7
回線 : IPv6対応
DNS : MyDNSをcron.hourlyで回してる
今はIPv4アドレスしかNICに割り当てていない。
https://help.sakura.ad.jp/hc/ja/articles/115000065981-IPv6有効化手順-CentOS7-
さくらインターネットのCentOS 7でのIPv6有効化手順を参考にして見た。
作業
まず、/etc/sysctl.confにipv6の設定があるか見てみる
# cat /etc/sysctl.conf | grep ipv6
あれ…
何もヒットしなかった。
sysctl.confを確認して見たところ、ipv6に関するものが何もない。
何もないってことは何も制限してないんだろう!
ifconfigを見てみる
# ifconfig
カオス
ブリッジを構築しているので、デフォルトアダプターはbr0になる。
(本体はenp6s0)
br0の設定を見てみよう
# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-br0
ビンゴ
IPV6INITが無効化されている
noからyesに変更しましょうねー
# vim /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-br0
IPV6INIT="no"からIPV6INIT="yes"にしました。
ネットワークサービスのリスタート
# systemctl restart network
…
あれ、ダメっぽい。
ifconfigを実行してもinet6の項目が出てこない。
sysctl.confの変更も必要なのでは?
/etc/sysctl.d/の中を見て見た
# ls /etc/sysctl.d disable_ipv6.conf
なんかいる
なんだコイツ
中を開いて見たら、
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6=1 net.ipv6.conf.default.disable_ipv6=1
あコイツですね
逆の状態にしてやるぜ
# mv /etc/sysctl.d/disable_ipv6.conf /etc/sysctl.d/enable_ipv6.conf # vim/etc/sysctl.d/enable_ipv6.conf
1を0にした
# sysctl -p /etc/sysctl.d/enable_ipv6.conf
これで設定反映
ifconfigで確認して見たらinet6が表示されて、IPv6アドレスが割り当たっていたのでこれでok!
動作確認
# ping6 google.com
無事動きました。
これで
ipv4.mydns.jp
と
ipv6.mydns.jp
にアドレスを通知してやればok!
外部のネットワークに接続されたマシンからping6で無事にfrontl1ne.netをはじめとしたRTXNETのサイトにIPv6越しにpingできることを確認しました。
お疲れ様でした。
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