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以前の記事でQNAP製のNASを導入したことをお伝えしましたが、導入前にQNAPのサイトを見て気になった製品があったので紹介します。

 

TS-2888Xの製品紹介サイトにアクセスすると「AI対応のNAS」と大きく出しています。

「AI対応? これから必要になるであろうファイルとかを推測して出してくれるのかな?」と最初感じましたがIntel Xeon WだとかNVIDIAのロゴとかあるし、どうも様子がおかしい。

 

適当にサイトをスクロールしていくとMac Proの製品紹介サイトみたいな感じで、機能を一個一個説明していってくれます。

みていきましょう。

 

なんか四角い。もしかして、HPのMicroServerくらいのサイズ感なのかな。

にしてはファンがたくさんついてるなぁ…

下の説明読むとなるほどGPUが詰めるっぽい?

 

ん? CPU水冷でXeon? 140W?

なんかサイズ感おかしいような…

 

DDR4のECCメモリ(ノート用じゃない)が8枚刺さる??

ふーん…

 

は?

は?GPUを4枚搭載できて330mmまでのカードに対応????

いや、全く意味がわかりません。

NASじゃないのか…?

しかもここが330mmってもしかしてとてつもなくデカイのでは?

PCIe Gen3スロットは合計で8つあるそうです。。。

 

さらにサイトをスクロールするとケースの反対側の紹介になりました。

ナニコレ.

コレ見ると、「あ、やっぱりNASじゃん」ってなるのですが、反対側のGPUは一体…

そもそもGPU4台にHDD/SDDを合計28台ほど搭載できるって、電源足らなすぎるのでは…?

 

あ、はい。

ありがとうございます。

もうお腹いっぱいです。

200Vの2000W電源ですか…

それならいけるなぁ…

 

I/Oも10GbEポートが2つあったりとすごい…

 

この前面に2×3で配置されたファンも区分けのためだったのですね。

半分がCPUやGPU側を冷やし、もう半分がストレージを冷やすと…

 

QNAPのNASはOSがQTSというオリジナルのNAS用OSなので、「GPUを搭載してもあまり活かせなくない?」と思っていましたが、どうやらQuAIContainer Stationという機能でNVIDIA Dockerのようなコンテナ型仮想化を提供するようです。

このContainer StationではDockerの他にLXC(Linux Containers)にも対応しているとのことです。

また、現時点でQuAIは

などの各種ディープラーニングフレームワークに対応しているとのことです。

 

ここで、なぜNASとしてこの製品を作ったか判明しました。

機械学習のトレーニングで必要となる大量のデータをダウンロードして保存するためにQTSに搭載されているDownload Stationで学習用データをダウンロードするらしいです。

確かに合理的な気がしてきました。

 

仕様です。 (公式サイトで確認できます)

CPUはXeon Wで最大18コア、32スレッドの1CPU構成

メモリはDDR4 ECCで最大512GB積めるそうです。

GPUはPCIe 3.0 x8またはx4で4台搭載できるらしいです。 (PCIeスロットは合計で8個あります)

電源は200-240Vの2000W、通常利用時で約200Wは使用するらしいです。

 

そしてみんなが気になるサイズや重量ですが…

  • サイズ (高さx幅x奥行き) : 612 x 374 x 448 (mm)
  • 重さ : 31.46kg(総重量)

そのためか、本体の底には車輪がついてるようです。

(すごすぎる…)

 

最後に海外のレビュー動画を貼っておきます。

(普通にめっちゃデカイ)

 

 

推測ですが、この製品はNVIDIAのDGX Station相当を目指したのかもしれません。

圧倒的なストレージはさすがQNAPといったところですね。

にしても、コレはNASという定義でいいのだろうか…

(2019.06.02現時点で国内でレビュー記事はないようです..)

 

 

QNAPの人がこの記事を読んでいたら評価機貸して欲しいところ…