覚書記事です。今回の場合は/dev/mapper/なんとか
が関係します。
今回の場合はUSB HDDを接続すると/dev/sdc
が割り当てられて、/dev/sdc1
が実際のパーティションだったのですが、それをそのままマウント(mount)しようとした時..
# mount /dev/sdc1 /mnt mount: /dev/sdc1 is already mounted or /mnt/test busy
となってしまいマウントできませんでした。
他のプロセスで使っている感じでもないし、おかしいなぁ。と思い lsblk
コマンドを実行したところ
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT (省略) sdc 8:32 0 2.7T 0 disk |-sdc1 8:33 0 2.7T 0 part `-HOGEHOGE30PURI 253:7 0 2.7T 0 mpath `-HOGEHOGE30PURIp1 253:8 0 2.7T 0 part (省略)
といった感じになっていました。
HOGEHOGE30PURI
のような通常のデバイスとは違うものが確認できますが、これはRHEL7 (Red Hat Enterprise Linux 7), CentOS7から導入されたDM-Multipath(Device Mapper Multipath)機能によるためでそれぞれのデバイスにユニークな識別子を持ちます。
今回は詳しく解説しませんが、以下の記事が参考になるはずです。
第1章 DEVICE MAPPER を使ったマルチパス設定 | Red Hat Customer Portal
第2章 マルチパスデバイス | Red Hat Customer Portal
【Linux CentOS7】 Multipath について詳しく解説 |100% レンタルサーバーを使いこなすサイト
今回の場合、HOGEHOGE30PURI
がマルチパスデバイス、HOGEHOGE30PURIp1
が/dev/sdc1
に相当するパーティションだということがわかりました。
そのため、解決策ですが
/dev/mapper/
配下にあるマルチパスデバイスのパーティションをマウントすることでうまく使用できるはずです。
今回の場合は以下のコマンドでマウントできました。
# mount /dev/mapper/HOGEHOGE30PURIp1 /mnt
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