普段からバイクによく乗る人でも、ヘルメット用のインカムはその値段の高さや機種の多さなどから中々導入に踏み切れない人が多いと思います。(自分もそうだった)
ただ今回、自分自身がインカム導入するにあたって諸々調べたところ、MIDLAND(ミッドランド)のBT X2 PRO Sがコスパ最強だったので紹介します。
買ったもの
今回買ったのはこのBT X2PRO Sのシングルパック、本来はこれのグレードが一個下のBT X1 PRO Sを買おうと思っていたのですが、AmazonだとBTX1が18,399円なのに対してBTX2が20,919円(2020.03.05時点)だったのでBTX2の方にしました。 (これが大正解だった)
ツインパックもありますが、USBケーブルやケースなど付属品が少なくなるため2つ必要な方は値段的にシングルパックを2つ買った方がいいです。
BT X2 PRO Sの特徴
このBT X2 PRO Sを導入した理由はいくつかあって、まずB-COM(ビーコム)やSENA(セナ)などに比べ価格が安かったということがあります。
BT X2 PRO Sの特徴として、Bluetooth(A2DP)の機器を二台同時に接続できるのでナビの音声を聞きながら音楽を聴くと言ったことができたり、FMラジオ機能が搭載されていたり、自動音量調整機能や高音質スピーカーが同梱されていたりとかなり高機能です。
また、インカムそのものの機能も優れており同じミッドランド製のインカム4台で1200mの距離で通信することができ、他にも他社製のインカムを2台接続することもできます。
マイクにはノイズキャンセル機能が付いているので比較的高音質な状態で通話できます。
ちなみに防水性能はIPX6です。
下位モデルのBT X1 PRO Sにしなかった理由
Bluetoothが2台接続できることで音楽が2つ同時に聴けたりしますが、実際の使い道としてはナビと音楽プレイヤーを同時に接続するのがいいと思います。
個人的にはこれが一番でかいのですが、インカムでDiscordなどを使う場合、通話時にHFPという接続になり音楽を伝達するA2DPと比べ音質が劣化します。そのため安めのインカムを買って音楽はDiscordの音楽botで聴くと音質が悪くて聴けたものじゃないです。
そのためDiscordで通話しつつ音楽を聴きたい場合、Discord通話用のスマホと音楽プレイヤーの2台接続をすることで高音質に音楽聞きつつDiscordのボイチャに参加することができます。
下位モデルのBT X1 PRO SだとBluetoothが一個しか接続できないのでDiscordなどで通話中音楽を聴くことはできません。
これがBT X2 PRO Sにした一番の理由です。
開封と取り付け
開封
外箱です。
同梱物はこんな感じです。マイクはフルフェイス用とジェットヘルメット用の2つが入っています。
箱の裏には機能などが書かれてます。
箱を開けるとキャリングケースが出てきます。
キャリングケースの中に全部入ってます。
今回はシングルパックなので一個だけですが、ツインパックを購入するとこのキャリングケース一つの中にインカムが2つ入ってるらしいです。
まあ、値段的にはシングルパック2個買ったほうが安いっぽいのでおすすめ。 (ケースも2個手に入る)
これが本体です。 (ちなみにキャリングケースの上半分にツインパックの為の切り抜きがある)
取り付け
最初に作業効率化のためにマウントから本体を取り外します。
本体上部のラッチを押すことでマウントから外せます。
まずヘルメットに取り付け用のマウントを装着する必要があります。
両面テープによる貼り付け型かクランプ型がありますが、取扱説明書によると貼り付け型のほうがオススメとのことです。
ということで貼り付けてみました。
取り付け前にしっかりパーツクリーナーとかで脱脂したほうが良いです。
続いてヘルメットにスピーカーを取り付ける為のマジックテープをヘルメットの耳の部分につけるのですが、以前使っていたスピーカーを外したやつがそのまま使えそうなのでそのまま流用することにしました。
スピーカーケーブルはコネクタによって切り離すことができるので先に外しておくと効率よく設置できます。
ちなみにマウントが左にくるので必然的に短いケーブル側が左、長いケーブル側が右となります。
ケーブルはヘルメットの内装の下に這わせるのですが、マスキングテープなどで貼り付けておくとずれないのでおすすめです。
マイクはあごの部分に設置します。
そしてケーブルを綺麗に隠せば取り付けは完了です。
インカム本体をつけるとこんな感じ
実際に使ってみてのレビュー & まとめ
実際に使ってみて思ったのは音質が思ったよりまともだったのと、マイクのノイズキャンセリングが結構いい感じみたいでDiscordとかに入ってもうるさいとは言われないです。ただ、やっぱり最高のマイクではないので少しこもって聞こえるとは言われます。
音楽再生機能は特に問題ないのですが、自動音量調整で途中あまりにも音量が大きくなったりすることがあるので調整が必要ですね。(PCで設定できる)
なお音量のプラスボタンを押し続けることで接続している機器のどちらをボタンでコントロールするか選べたりするので、普段使ってる音楽プレイヤーを持たずに外出ても、すぐ切り替えて携帯の方を操作できたりと便利です。
インカム機能はまだ使ってないのでどうかわからないですが、音質などにも満足しているのでとりあえず買ってよかったです。
SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) SB6X Bluetooth インカム シングルユニット 00080215
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