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【家二郎】我慢出来なくなったので丸山製麺の極太麺(二郎系)で家二郎を作ったお話

スプラトゥーン2に2380時間溶かされたJugem-Tです。マンメンミ!
サブ性能ガン積みボールドマーカーネオを信じろ。ビーコンと和解せよ。

要約すると「家二郎作ろうぜ!」なやつです。

遡る事4年前の2016年7月。
かつて存在していた料理アカウント(@S_Jugem_T ※凍結済)にて「家二郎」に挑むも
麺が入手出来ず何とも言えない結末に終わった為「いつかリベンジしたいなー」と常々思っていたのと、
「ラーメン食べ行きたいけどこのご時世じゃなぁ……」と
長引く外出自粛のなか東京にある製麺所、丸山製麺にて二郎麺200g4玉が432円(税込)で通販されていることを知り早速麺を注文。
※価格は記事執筆当時のものの為、変動している可能性があります。

 

 

目次

生中華麺4食パック(極太#12・二郎系)が届いた

注文から2日ほどで到着。とんでもない量の麺を注文してしまった……が、
賞味期限は冷蔵保存で1週間程冷凍保存であれば約1ヵ月はOKとのことなので問題はなかった。

「まあ1日1~2玉消費すればいっか」と、
ホコ初動全落ち30秒地点で相手ホコを残カウント1で阻止した時の
「まぁ言うてあと4分で相手ノックアウトすればええやろ」みたいな楽観具合である。
試合開始(注文)時に胃袋は光ってたし全てはうまくいく。

但しこの後更に追加で更に太い生中華麺4食パック(超極太平打#8・二郎系)(※)が12玉届く訳なんですが、それは一旦置いておこう……。
※「オーションバキバキの荒々しい感じの二郎麺(要約)」のユーザー要望を元に新しく販売された二郎麺。
  要望→ヒアリング→試作開発→販売までを2週間ちょっとで完遂する丸山製麺さん、強過ぎる。

さあさあ、次は材料の説明です。

【追記】
※購入すると「スーパーで入手可能な材料で作れる本格レシピ」も同梱されているので、そちらを参照するのもアリです。
とても親切……!(感謝)

 

材料

恐ろしいことにJugem-T、分量も考えずに作っていたのでめちゃくちゃ大雑把な内容になってます。

 

  • 生中華麺(極太#12・二郎系) : お好みの玉数で

 

スープ(10杯分くらい?)

  • 水:5000ccほど
  • 豚ゲンコツ(大腿骨):1kgほど
  • 白ネギ:2本ほど  ※青い部分も丸ごと使います。
  • にんにく:2玉ほど
  • 生姜:100gほど
  • キャベツの芯とか外側の葉っぱ:あれば適当に

実際には後述のチャーシュー&味玉を漬けた際のタレを「カエシ」とし、それを上記のスープで割る感じです。

恐ろしいことにJugem-T、分量も考えずに作っていたのでめちゃくちゃ大雑把な内容になってます。大切なことなので2度言いました。
最終的に「これ保存にめちゃくちゃ場所とるやつでは??」と悟り、限界まで煮詰め濃縮して保存する羽目になりました。
結論から言うと「スープは市販の濃縮タイプを使うのが吉」です。

 

具材(チャーシュー、味玉)

  • 豚バラ肉:1kgほど ※あっという間に食べきってしまったので出来れば2kgくらい欲しい。
  • 玉子:お好みの量で  ※5~6個くらい一気に作っても良いと思った。
  • 醤油(漬けタレ用):300cc程
  • みりん(漬けタレ用):50cc程
  • 味の素(漬けタレ用):適量

この辺はどれくらい作り置くかで変わってきます。ガッツリ食べたい!って人であればもっと作っても良いかと。
豚肉はお好みで肩ロースやウデ肉でも可。
また、豚肉はスープを作る時に一緒に煮込みます。

 

具材(野菜類、その他)

  • もやし:お好みの量で
  • キャベツ:お好みの量で
  • にんにく:お好みの量で
  • 豚背脂:お好みの量で(とりあえず500g用意した)

この辺りは完全に好みなので各位ご自由に。
また、背脂はスープを作る時に一緒に煮込みます。

 

 

調理

手順① – 豚ゲンコツ(大腿骨)の下処理

  1. 寸胴に水を張る
  2. 豚ゲンコツ(大腿骨)を投入して火を入れる
  3. 沸騰したら火を止め豚ゲンコツ(大腿骨)を取り出す ※寸胴の湯は捨てる
  4. 取り出した豚ゲンコツ(大腿骨)の表面を流水で洗いながら肉や脂肪を大まかにこそぎ落とす
  5. 豚ゲンコツ(大腿骨)をハンマーで割る
    ※破砕に関してはケガの恐れがある為、決して無理はしないで下さい。

 

豚のゲンコツ(大腿骨)。良いダシが出ることに期待しながら鍋に放り込もう!

 

茹で終わったら取り出して流水で洗いながら表面の肉を大まかこそぎ落していく。
骨に付いた靭帯の強さに生命の神秘と若干のしんどさを感じつつ剥がしていく。
その後ハンマーで破砕しに行くも紆余曲折あって「破砕作業は意外と危ない」という結論に。
無理は禁物でし。 玄関床タイルvs豚ゲンコツは豚ゲンコツ有利

 

手順② – 茹で玉子下準備(味玉用)

  1. 鍋に水を張る
  2. 玉子を入れ、12分茹でる  ※だいたい12分で半熟玉子、14分で固ゆで玉子。
  3. 玉子を取り出し、殻を剥いておく

水の量はだいたい玉子が浸かるくらい。半熟が好みなので水の状態から12分茹でる。

 

手順③ – スープを作る(兼チャーシューと背脂の下処理)

  1. 白ネギを適当な大きさに切っておく
  2. にんにくの皮を剥いて半分に切っておく
  3. 生姜を適当にスライスしておく ※すりおろしでも可
  4. チャーシュー用の豚バラ肉を紐で縛っておく
  5. 寸胴に水を張り直し、豚ゲンコツ(大腿骨)と
    手順1~4の白ネギ、にんにく、生姜、豚バラ肉を投入して中火で1時間半程煮る
  6. 火を止め、豚バラ肉を取り出す
  7. 寸胴の中身をザルで濾してまた寸胴に戻す
  8. 寸胴に背脂を投入し、中火で15分程煮る ※背脂をスープで煮る感じ。
  9. 背脂を取り出し、皿に取っておく

スープの原材料たち。ここだけ見ると鍋の具材ですね……。
撮影しながら「やっぱり金属製のバット(トレー)があると映えるなあ……」と感心してたのは内緒です。

 

じっくりコトコト煮ていきます。
ここで間違っても「ホールトマト入れたら絶対旨いトマトスープ出来るよな…」とか考えちゃダメです。
本当に引き返せなくなります。

 

 

チャーシュー用の豚肉を取り出し、煮込んだスープをザルで濾す。

 

余談ながら濾した時に出たネギやキャベツは豚の旨味を吸収して大変良く仕上がってるので
ポン酢をかけて食べるとめちゃくちゃ美味しいです。実質、鍋なのでゴマだれも合います。

 

背脂を煮ていきます。
火が通ってプルプルになったら取り出して皿に取っておきます。

 

手順④ – チャーシューと味玉を漬ける

  1. 醤油300cc、みりん50cc、味の素適量を混ぜる
  2. 火にかけて軽くアルコール分を飛ばしておく
  3. ジップロック(L)等に手順1~2で作ったタレを入れ、
    茹で玉子と豚バラ肉を投入して1時間程漬けておく。

タレが焦げないように注意しながら火を入れる。

 

ジップロックに入れて1時間ほど漬けておく。

 

好みの厚さに切っておく。大変よくできました!
味見したい気持ちをぐっと抑えてガマン。おいしかったです。

ここで使用したタレは後に「カエシ」として使用する(スープで割る)ので取っておきます。

 

手順⑤ – 背脂を作る

  1. 背脂をフードプロセッサーにかける
  2. 完成!

フードプロセッサーにかけていきます。無ければ包丁で刻むのもOKです。

 

使用したフードプロセッサーはこれの上位互換(15000円程)ですが今回の背脂や普段使いにはこれがあれば十分です。

 

背脂はジップロックに入れてこんな感じで格子状に分割してから冷凍しておくと
後で使う時すごく楽なのでオススメです。

 

手順⑥ – 丼の用意

  1. にんにくを刻んでおく
  2. チャーシュー、味玉を用意しておく
  3. 丼に背脂適量、カエシを50cc程入れる
  4. スープを200cc程入れてよく混ぜる

にんにくはこの段階(麺を茹でる前)で刻むのがオススメです。量はお好みで。
麺を茹でる前にトッピング類をスタンバイしておくとスムーズに進みます。
カエシとスープの割合は完全にお好みの世界です。濃いめが好きな方はカエシ多めで。

 

手順⑦ – 麺、野菜を茹でる

  1. キャベツを適当な大きさにカットする
  2. 麺を好みに応じて5~7分茹でる
  3. キャベツ、もやしを20秒茹でる

もやし1袋、キャベツ1枚くらいの割合。好みで増減すると良い感じです。

 

固めが好きな人は5分、柔らかめが好きな人は7分程。
時々様子見しながら茹でていこう。

野菜は茹ですぎるとしんなりするので20秒程。
クタクタな感じが好きな人は1分程茹でるとOKな感じです。

 

手順⑧ – 盛り付け、完成!

  1. 麺を盛る
  2. 野菜を盛る
  3. チャーシュー、味玉を盛る
  4. にんにくを添える
  5. 完成!

手早く盛っていこう。早く食べたい……。

 

完成!!大変よくできました!!!!

とても美味しく仕上がりました。

 

 

まとめ

  • オーション麺は大変良い
  • スープは物凄く手間が掛かるので市販の濃縮タイプのスープを用いるのがベスト
    ※丸山製麺さんにて麺とスープとのセットも販売されています。
    こちらは麺が「極太#12」から改良版の「超極太#8平打麺」に変更となったようです。
  • 豚のゲンコツ(大腿骨)はとても硬い
  • フードプロセッサーは便利
  • アルミ製のバットがあると便利
  • 分量はあまり気にしなくてよさそう

業務スーパー等で上記のスープの素を買えばつけ麺にも出来てオススメです。

 

家二郎チャレンジは以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回、「超極太平打麺編」で会いましょう!

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この記事を書いた人

ほのぼのと絵を描いたり音楽を作ったりしてます。

シンフォニックパワーメタルとハードコアテクノとDemosceneに興味津々です。

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